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2015年1月24日土曜日

都市や地方に対するステレオタイプ

アメリカでは、国土が広いだけあって、日本と同じかそれ以上に地域ごとに文化やコミュニティのタイプが異なっています。日本以上に違う点としては、気候、産業、教育や文化にとどまらず、そもそも人種構成まで全く違うというところでしょう。

それだけに、日本でいう”~県の人は、こうだよね”みたいな言説はやはりよく見かけます。いくつか目についたものを挙げると:
 「中西部って田舎だよねー、なんもないよなー、まともに美味しいものって売ってない!」
「ケンタッキー?はっ、あんな田舎にいってどーすんの?」
「テネシーってオヤジくさい。牧場主が俺は漢だ!って言ってる感じ」
「ロスアンゼルスって、なんていうか、甘やかされた人が多いよなー、夢見がちで実際どうなん?」
「ニューヨーカーは調子のってるんでやだ。傲慢だよ、あいつらは。」
「フロリダかぁ、暖かいしリゾートにはいいけど緩いよね。」
「アリゾナ?ああ、砂漠ね。焦げるぐらい熱いんだよね?」
「イリノイってシカゴは有名だけど、何があるっけ?」
「ウィスコンシン?どこそれ?」

なお、アメリカ中西部目線で書いているので、他の地域の人からしたら、また違うでしょう。こうしてみると、日本でも良く出てくる、言い回しと似たようなものですね。今回は「アメリカでは~」ですが、日本と同じという結論に。

2014年10月2日木曜日

キットカット(Kitkat)

アメリカでは、日本と同じ名前で売っているキットカットですが(むしろ本家がアメリカというべきですが)、同じなのは名前だけです。パッケージの材質、色、開けやすさ、チョコレートの味、外観(チョコレートの厚さのむら)、ウエハースのサクサクさ、など細かなことを挙げるときりがないのですが、同じようでいて、違いが目につきます。ただ、日本と共通して売っているものの中では比較的似ているほうですね。

また、当然ですが、日本のような「きっと勝っと」というダジャレは成立しないので、ここは日本文化の面白さかもしれません。こちらで説明してみても、いまいちピンとこないという感じの反応をされてしまいますね。

チョコレート菓子では、キットカット以外には、Reese's、M&M、Snikers、Herseys、MilkywayなどがKitkatと並びでよく見かけます。いずれも日本のチョコレート菓子と比べて甘さが目立つものが多く、カカオのフレーバーを求めるなら、Lindtのようなヨーロッパ系のチョコレートが美味しいですね。

2014年9月22日月曜日

現金を引き出す(Cash withdrawal)

アメリカでは、クレジットカードやデビットカードが幅広く使われており、レストランでの食事、日用品や食品のスーパーでの購入だけでなく、100円ショップ(One dollar shop)や自動販売機でもカードを使うことができます。そのため、通常の生活では現金無しで済ませることができるのですが、日本のようにコンビニエンスストアや街角のATMといったものが少ない、口座から現金を引き出すのは意外と面倒です。そんなアメリカでの現金の引き出し方法をいくつかメモしておきます。

キャッシュバック(Cash back)

デビットカードを使っているならばもっとも手軽だと思われるのが、スーパーのレジスターでのキャッシュバックでしょう。カードで支払う際に、「キャッシュバックをしますか?」と画面に出るので、Yesを選択すると自分のカードから、選択した金額を現金で下すことができます。手数料もかかりますが、ATMとあまり変わりません。

Wikipedia / Debit card cash back

ATM

日本ほど数は多くありませんが、ATMもあります。車社会だけあって、車から降りずに操作できるようになっているものも見かけます。

銀行のドライブスルー

車社会を実感させられたものの一つが、銀行のドライブスルーです。銀行にドライブスルーのレーンがあり、車から降りずに銀行とやり取りしたり、現金を下ろしたりできるようになっています。

銀行の窓口

こちらは、日本と変わらず、下ろしたい金額を書類に記入して、身分証明書といっしょに窓口に差し出すだけです。

2014年9月14日日曜日

加工肉(Enhanced meat)

アメリカでは、生肉でも加工済みのものが、よく販売されています。今では、食肉の1/3にもいたる量といわれており、表示としては、Enhanced Up to 15% with Chicken Broth(チキンスープで最大15%増量済み)と書いてあります。これはアメリカ国内でもいろいろと問題になっているようで、増量によって食肉中の食塩量が500%に増えているという点で栄養の観点からの指摘もあれば、消費者は塩水に余計にお金を払わされている(年間$2B、2000億円!?)という指摘もあります。

Wikipedia/Plumping
Cooking Lishgt/The Hidden Sodium in Chicken

一つの問題は、これらの食肉には、"100% Natural"といった表示が許されていることで、パッと見たところでは、加工していない食肉と見分けることはできず、注意してパッケージを読むしかないようです。

もっとも、このような加工は食肉を柔らかくジューシーにする効果があるといわれており、食資源を有効に美味しく消費するという意味では価値のあることに違いないのですが、感覚的には中々受け入れにくいですね。


小切手(Check)

アメリカでは、現在でも小切手が使用されることがあります。日常の手続きはカードで済ませることが多いですが、小切手も大抵の場合、受け入れられています。

小切手を発行するのは、とても簡単です。銀行に当座預金(Checking account)を開設すれば、数枚ならその場で発行してもらうことができます。預け入れる金額も10ドルといった少額でも何も言われません。

また、しばらくすると、小切手帳が郵送されてきて、あとは、自分で宛先、金額、期日と金額の手書き(100ドルならone hundred)をし、サインして相手に渡すか郵送するだけです。 なお、大きな金額の小切手を書く場合は、相手に渡す前に銀行で裏書き手続きが必要になります。

また、小切手は自分の好きな柄のものを作る人もいるようで、Personal checkは様々なところで取り扱っています。また、小切手の控えを閉じておくための文房具のようなものも、販売されており、商習慣の違いを感じますね。

Bradford Exchange Checks/Personal Checks

郵便サービス(USPS)

アメリカでは、USPS(United States Postal Service)が日本の郵政公社にあたります。ところが、展開しているサービスは日本と大分違います。

アマゾンで注文した小包が届くのは、日本にもあったように思いますが、地域のスーパーやファーストフードのチラシが宛名なしで、正確にいうとResident宛(日本語でいうと、住民様宛かな?)で届くのには驚きました。誰が住んでいるのか分からなくても郵便が届く、ということですから不思議なものです。

また、USPSの支店にいくと、KIOSK(自動処理機)が設置されており、自分で手紙や小包の重さをはかって宛先を指定して切手を発行できます。自動発行の切手は、QRコードになっており、シールに印刷されて出てきます。貼り付けて投函すればそれでいいという便利な仕組みになっています。

また、変わったものでいうと、Forever stampというものがあります。これは、郵便料金が変わっても、購入したときのクラスの郵便に使えるというものです。

USPS/Forever Stamp

これは、郵便の値段が、細かく変化するからのようです。
以下のようにクラスごとにかなり、細かな値上げがされます。日本の感覚からするともっと、きりのよい数字にすればと思いますが、必要最小限値上げするという考え方なのでしょうか。

  • Letters (1 oz.) — 3-cent increase to 49 cents
  • Letters additional ounces —  1-cent increase to 21 cents
  • Letters to all international destinations (1 oz.) — $1.15
  • Postcards — 1-cent increase to 34 cents

USPS/New Prices

公証人(notary)

アメリカでは、宅配業者のUPSが公証人サービス(notary service)を提供しています。身分証明としてSSNがない場合、大抵はパスポートや日本で作成したクレジットカードで対応できるのですが、時には公証人のお世話になることもあります。

サービスはとてもシンプルで、パスポート等の身分証明書類を持ってUPSストアを訪れるだけです。支店によっては、毎日、公証人がいるわけではないので事前に確認しておくほうがよいでしょう。価格は安く、数ドル程度で、サインの必要な書面をもっていくと、カウンターでその場でサインしてくれ、とてもお手軽です。

UPS/Business Service

2014年9月7日日曜日

広告(Advertisement)

アメリカでは、メッセージの明確な、悪く言えば過激な・露骨な広告が目につきます。例えば他社との比較広告がごく普通に展開されています。以下の広告は携帯通信会社のSprintのデータ通信プランの宣伝ですが、他社のプランを明確に書いて、それをバッサリ切ってしまうというCMを流すのですから、中々過激なものです。日本では、よく、D社・A社・S社なんていう書き方を見かけますが、これは消費者の好みの違いなのでしょう。

メッセージの明確さ、というと、シャンプーやせっけんなどのバス用品では、「汚れが2倍落ちます」なんていう表示は日本でもよく見かけますが、「百貨店で売っているのと同じ品質で安いです」と明確に書いてあったりしますね。蛍光灯になると、この蛍光灯は年間何ドルの電気代がかかるということが事細かに記載されています(これは文化というよりは法律的な背景があるのでしょうが…)
年間電気代が6ドル!この電球で81ドル節約しよう!
分かりやすいというべきか、あけすけというべきか、初めて見たときは何かと衝撃を受けたものです。

ファーストフード(Fast food)

アメリカでは、ファーストフードの位置づけが日本とは大分違うような気がします。日本でいうところのファミレスがほとんどなく、それにあたる客層がファーストフードに行くという感じ。土日ともなれば、バーガーショップには家族連れが訪れ、はしゃぐ子供を親がなだめるという、日本でも見られる光景が展開されています。平日の午後だと、いい感じの年齢になった親子や、仕事の途中で寄った感じの人たち、母親と幼い子供という組み合わせですね。

また、日本だとファーストフードといえばマクドナルドが一強で、そこにモス・ロッテリア・サブウェイなどがバーガー系でシェア争いをしている一方で、吉野屋・なか卯・松屋などが、丼ものという全く別のジャンルで戦っており、そこに回転ずし、カフェの軽食、コンビニの弁当・おにぎり・サンドイッチ、スーパーのお惣菜が殴り込みをかけている状況で、本当に混沌とした市場になっています。

アメリカだとバーガー系だけで、沢山のブランドが混沌とした戦いを繰り広げており、マクドナルドは多数のブランドの中の一つという位置づけになっています。バーガー系のファーストフード市場でのマクドナルドのシェアはアメリカでは15%程度のようで、日本での60~70%と比較すると全く状況が違っています。

こちらのページに記載されていますが、本当にいろいろなブランドが戦っています。
McDonald's Golden Arches

また、バーガー系市場の中でのマクドナルドのポジショニングも違いがあるです。日本では安いというイメージもありますが、シェアも高いだけあって、最も一般的なハンバーガーといえばマクドナルド、となるかと思います。アメリカでは、日本よりもさらに安価だが、質は…というイメージのようです。サンドイッチ系のブランドでも日本ではサブウェイぐらいしか有名なものがないという状況ですが、アメリカでは競争が激しく、サブウェイもポジショニングとしては、悪くはないけど…というイメージで語られることが多いです。

有名なシェアの大きなチェーン店よりも小さいもののほうがどちらかというと質も高く、支持される傾向にあるようで、日本人にありがちな有名なところにいこう、という考え方よりは、俺は生まれた土地の店の方が好きだ、という考え方の人が多いのかもしれません。ある意味、日本人よりも郷土愛が強いと言えるかもしれません。

極性付きコンセントプラグ(Polarized plug)

アメリカでは、電化製品は必ずアース付きの3極プラグか、片方の電極が幅広の極性付きプラグになっているようです。
NEMA-1 plug polarized.agr.jpg 
日本からアメリカに行く分には、大抵のプラグがそのまま刺せるので特に問題にはならないです。電圧がちょっと違いますが…日本では100ボルトですがアメリカでは120ボルトと。パソコン等、グローバル対応のACアダプタ(100~240ボルト)のものだと特に何も気にする必要はないのですが、家電製品では製品の仕様をよく見ておいた方がよいかもしれません。

感電防止の観点からは、極性付きのほうが好ましいといわれているようで、アメリカでは、日本よりも安全に配慮した設計になっている、のかもしれませんね。

ウォーターエンハンサー(Water Enhancer)

アメリカでは、みんな飲んでる清涼飲料水。普通にコーラやジンジャーエールも安いのですが、それをさらにお安くお手軽に作れてしまう素敵な飲み物の元、それがウォーターエンハンサーです。まあ、日本でいうと水に溶くレモンティーの元と同じようなものですが、こちらでは粉より液体のものをよく売っています。

スーパーの棚を占拠するカラフルなウォーターエンハンサー達
手のひらに収まるぐらいのサイズの容器に液体が入っており、水に数滴入れると色と香りと味をつけて、まさに、enhanceしてくれるという身体に良いかと聞かれるとちょっと自信をもったお答えをすることは難しいと感じる液体。試しに一つ買ってみましたが、味は悪くはないか…という感じでした。
水をお好みの味で!
こういった商品が売れる背景には、水道水があまり美味しくないというのも関係しているのかもしれません。住み始めたときは、確かに水道水の匂いが気になって仕方なく、あわてて浄水器を買いに走りました。実際、ブリタの浄水器はどこのスーパーにいっても大々的に売り出していますし、ボトル入りの水も日本よりも安くたくさん売っているので(500ml×24×2で5ドルとか…)、アメリカ人でも水道水はあまり美味しくないと思っているのかもしれませんね。
いつもお世話になっております、ブリタさん

アメリカで暮らすことになった

アメリカで暮らし始めました。よく言われることではありますが、旅行するのと暮らすのでは違う。これは今、身をもって体験しているところです。特に、日本の都市近郊からアメリカの中西部に移住することになったので、横浜から奈良に引っ越して、その上で日本からアメリカに 引っ越したような2段階分のギャップがあり、日々違うなあ、と実感。

せっかく、違いを感じたのだから、記録に残そうということで「アメリカでは~」と出羽守をやってみようというので書いていくことにします。